精神科デイナイトケアは時間も長く、現場スタッフは患者様と一緒に過ごす時間が仕事の中で最も長くなります。集団生活の場や、集団での活動を提供するのが、我々スタッフの仕事になります。始めはグループを見るのが苦手なスタッフも多いですが、一人ひとりと人間としてじっくり向き合う中で、症状の特性や生活に必要なことがわかるようになっていきます。そして、個別ケースの変化はもちろん、集団で治療しているからこその変化を、スタッフも一緒に体験することで仕事へのやりがいも出てきます。患者様と自分も一緒に体験が出来る、そんな現場スタッフを求めています。

また、仕事を自分で作っていけるのも榎本グループの特徴です。芸術行動療法（和太鼓・よさこい・音楽療法・ボクシングなど）や季節のイベントなど、一見楽しいだけのようなプログラムが治療に大きな影響を与えていることを、現場スタッフは実感として持っています。だからこそ、楽しんで、且つ効果を実感しながら新しいプログラムを生み出していくのも、デイナイトケアスタッフの醍醐味となります。また、夜間や休診日はご自宅・地域で過ごされる患者様を支えるには、地域のサービスとの連携も欠かせません。看護師だから、PSWだから、心理師だから、と限定せず様々な活躍の場があります。患者様同様に、スタッフも長い時間を過ごす職場だからこそ、やりがいのある職場環境を一緒に作っていきましょう。

現場のスタッフではない医療事務・クラーク・管理職・総務経理スタッフも、様々な形で患者様が通う場を支えています。時には、季節のイベントの運営を手伝ったり、裏方で支えている自分たちの仕事がどう役に立っているのかを実感する場面もあります。職種によっては、現場スタッフと同じ様に患者様が居る場所で仕事することもあります。患者様を支える現場スタッフを、裏から支える、榎本グループはそのような「人の手」を必要としています。